【書評】プラトニックアニマル

プラトニックアニマル

代々木忠

 

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非常に面白い。

世の中にセックスのテクニックなど、HOWTO本はたくさんあります。だけど、セックスの在り方や心構えなど、精神的な部分を上手く解説した本はどのぐらいあるのでしょうか?

それをAV監督、代々木忠が徹底解説!

少々スピリチュアルが入りますが、AVのテクニックに犯された日本男児は必見だと思います。

 

 

抜粋と要約

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これだけ世の中のいろいろなシステムが機械化されてしまうと、人間同士がふれあい、やさしくしたり、されたりできるのは、SEXにしか残されていないのではないかと思うのは、私の独り善がりだろうか。

 

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だがここで忘れてはならないのは、たとえ彼女から笑われようとも、あなたがSEXを本当に楽しみたいのなら、まずあなたから裸になることである。決してエッチな自分を偽らないことだ。

 

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私は一回のSEXに正常位のみというのが理想だと思っている。正常位でお互いの目を見つめ合ってSEXをするのが、心と心のコミュニーケーションにおいても一番いい。

 

体位にこだわるというのは思考だ。思考レベルにはまってしまっては、SEXを楽しむことなどできない。なぜなら、SEXは思考で楽しむものではなく、感性や感情や感覚で楽しむものだからだ。

 

ただしどんな体位をとったとしても、忘れはならないことは、やはり会話なのである。会話は私たち日本人のSEXにおいて一番欠けている部分だ。

 

大切なのは純粋にSEXを楽しもうとする心のほうである。

 

言葉に魂があること、そしてそれは必ず相手に伝わることを、私は100パーセント信じている。

 

男はまず自分のスケベさを認めるところから始めなければならない。彼女がオーガズムを体験するためには、あなたが徹底的にスケベになるしかないのである。

 

その点、目かくしは、いきなりだれもいない状況を作ってしまえるから画期的なのである。これはアダルトビデオ撮影現場だけのメリットではない。目かくしされた女の子にとって、あるのは声と雰囲気と無限に広がるイメージの世界である。

 

目かくしは、女性のエゴを崩壊させ、オーガズムをもたらすのに、ひじょうに役立つ。

 

SEXに関するかぎり外側のものというのは、すべて内なるものの代用品である。したがって、求めなくてもすべて内側にあるのだということに気づくことが、なによりも重要なのだ。天国も地獄も、そしてオーガズムも、すべて自分が持っている。

 

男が自分の恋人や妻を選ぶとき、実にさまざまな基準が存在している。ただし、自分がその女性の前でプライドを捨てて赤ちゃんになれること、つまり裸になって甘えられること、それが一番大切な基準のように思えてならない。

 

ただし何度も言っているように、女性がヨガったら、それはあなたの力ではなく、彼女があなたに心を開いてくれたんだと思い、感謝の気持ちをぜったい忘れないでいただきたい。

 

プライドを捨てて甘えることができたなら、次には、気持ちよくなろうとしないで、気持ちいいことをどれだけ表現できるか試みてもらいたい。要は演技でもいいから男もことさら声を出すのである。

 

声を出すことによって、それが自分にフィードバックされる。快感というのは求めるのではなく、自分が作り出すものだ。気持ちいいということを言葉に出してどんどん言ってみる。

 

エゴが存在しているかぎりはイケないわけだが、言うことでけっかとして 自分の人格が落ちていく。エゴが崩壊していく。制度の世界で身につけたカキ殼が落ちれば落ちるほど、あなた自身はどんどん広がっていき、解放されていく。

 

自然の中に身を置き、そのエネルギーを体じゅうに浴びているとき、私はやはり自然に同化しているのだ。そしてそれこそは、SEXでオーガズムを得るために最も適した心身の状態なのである。

 

だからオーガズムというのは、エゴの死であり、一つの悟りなのだ。

 

よく「男は仕事に命をかける。女は恋に命をかける」といわれるが、考えてみるとこれは、男は外側に命をかけていることになり、女は内側に命をかけていることになる。それは男と女の傾向性だが、男がすべてを認め女に降参したとき、女は男にとっての母になる。そして男のために命さえ捨てるのだ。

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これまでオーガズムをめぐる理論と方法の中でも述べてきたように、SEXは外側のテクニックでするのではなく、内側の精神でするものである。かといって、それは知性に頼るのではなく、動物としての本能を働かせることが重要なのだ。それはもともと人間が持っていた本来の自然な姿でもある。

 

男性は読んでも損はないと思いました。