【映画】メッセージ

14日になるといつものごとく、TOHOシネマの会員なので、映画へ行ってきました。

今回の映画はメッセージ。

ふらっと入って見ましたけど、まぁまぁ面白かったですね。

 

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観る人によって、いろんな見え方がある映画だと思います。

という所が、“メッセージ”という映画なのかもしれません。

 

メッセージ

監督ドゥニ・ビルヌーブ

 

テーマは 言語学

テーマをざっくり言うと、「言語学」です。

 

「突然やってきたエイリアンが何を言っているか訳わからんから、言語学に詳しいやつを呼んでこい!」という形で始まります。

 

そのエイリアンが書く(?)文字は、見たことのないような丸の形をしていて、表意文字なんです。僕らが使うような漢字がそれに当たりますね。

 

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違う点は、パターンが全部、丸しかない点です。

 

主人公のルイーズは、このパターンの意味を見つけエイリアンと対話に成功。

エイリアンはなぜ地球に来たのか!?

その理由が武器を与えるためなんですね。

 

その武器とは!?

詳細をここには書きませんが、だんだんと繋がっていくのは面白かったです。

 

言語は生物の思考を決定するのか?

気になったのは、言語は生物の思考を決定するのか?という理論です。

劇中でサピア=ウォーフの仮説というのが出てくるのですが、要は思考する言語によって、生物は物事を捉えるという仮説です。

 

たとえば、日本人であれば、空気やわびさびみたいな抽象的概念を理解できますが、インド=ヨーロッパ言語などの他言語、他文化の人たちは、空気やわびさびの言葉の意味を理解できないんです。

なぜなら、そういった言葉が欧米圏にはないから、物事を日本人と同じように捉えれれないんです。

 

エスキモーは、雪を表す言葉を52個持っています。彼らは雪の違いを解釈できますが、僕たちは雪は雪という風にしか見えないでしょう。その原因はきっと言語なのです。

 

エイリアンは、過去・現在・未来と時間軸がない言葉を話しているそうで、そのため未来が見えると言っています。

その理由として、言語が思考を決定しているからと劇中では述べています。つまり、言語次第で、未来が見えるようになるという理論になります。

 

「まじかよ!?」と、そこはツッコミどころなのかもしれませんが、あくまで映画であって仮説です。言語次第で未来は見えるという仮説でしょう。

 

第二言語

さて、実際に第二言語で思考した場合、物の見え方が変わってくるのか?というと、僕はそうだと思います。

 

これは英語や他言語を話す人しかわからないのですが、振り返って観ると日本語以外の言語を話す時は、性格や物事の捉え方が変わります。

ここは例がなかなか思いつかないので、上手く説明できませんが、言語によって見え方が異なるのは事実だと思います。

  

さいごに 

冒頭で、「人類の歴史は言語によって作り上げられた」ということを主人公ルイーズが言うシーンがあります。

それに対して、物理学者のイアンは、「違う。人類の歴史は科学によって作り上げられたんだ」と言いました。

 

この映画が伝えたいメッセージとは、思考を変えれば考え方も変わる。つまり、言語も科学もどっちも、それを構成する言葉が人間を発展させたんだよって言いたいんじゃないでしょうか。

 

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