【書評】多動力 堀江貴文

多動力

堀江貴文

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全体的に

びっくりするぐらい内容が薄い。単行本で1,500円近くするが、ふらっと立ち寄った本屋で30分で読了。

言っている内容はいつものホリエモンであって、特に目新しさは感じない。なんだか、高城剛の焼き増しのような感じがしたのは、気のせいだろうか。

 

 

と思ってたら、newspicksで対談が始まった。

なんだ、高城剛の考えをホリエモンがわかりやすくみんなに広めるって感じなのか。

同じ時期に同じようなタイトルの本の出版はそういう理由だったのね。

(6月29日追記)

newspicks.com

  

たとえば冒頭の、イーロンマスクは多動的でパジャマも着れないというストーリー。これは高城剛が決まってよく使う。しかも多動力の話をする時に。

 

本の作り方も、なんだかイマイチな感じがした。

インスタントな自己啓発本のように、右側に大きなフォントで題名があって、2、3ページぐらいの文章とまとめ。

うーん、確かに見やすいので読むのは苦労しないが、いつものホリエモン以上の内容が書いている訳ではないので立ち読みで十分でしょう。

 

newspicksが出しているそうだけど、もしも多動力をテーマに本を書くなら、間違いなく世界を飛び回っている高城剛でしょう。

ただし、先日同じようなタイトルの「多動日記」が発売された。しかもこっちの方が面白い。

時代は自己出版なのか?

 

 

ホリエモン高城剛

二人には交友関係がある。

ホリエモンの著作「我が闘争」では、高城剛がフューチャー・パイレーツ社をやっていた時に会ったストーリーがある。当時からめちゃくちゃプレゼンがうまく、印象に残っていたらしい。

そして対談もしている。

堀江貴文×高城剛 夢の有料メルマガ対談 - まぐまぐ!

もしかしたらこの本は、ホリエモン高城剛にインスパイアされて書いたのではないだろうか。いや、二人ともすごい人たちだから、見えている方向は同じだけだったかもしれないけど。

どっちにせよ、ホリエモンの「多動力」は物足りない本だった。

 

多動力

ただ、多動力というトピックをあまり知らない人なら、読む価値はあると思う。

 

今の時代は革命的なことが起こっていて、昨日の常識が今日の非常識になることだって十分にあり得る。

Iot革命が起きて全てがインターネットに繋がったら、垂直分業型から水平分業型になる。つまり、縦社会とかは一切なくなって、能力だけが生き残る社会になる。仕事はプロジェクト単位になって、プロフェッショナル以外はお金を稼げなくなってくる。

 

だからこそのwework(https://www.wework.com/)なんだろうけど。

 

この本が言いたいのは、完全個人の時代だから一つのことに縛られるなよっていうことだ。常識を疑わないと、報われない時代になってきている。

寿司職人になるには修行を5年積んでようやく握れるようになるらしいが、そんな考え古すぎるでしょって一蹴しているのがホリエモンらしい。

 

何より、例がわかりやすい。

 

動き続けれるようそれぞれが能力を高めないといけない。

それも多動的に。

 

怖くもあり、ワクワクするような時代だ。

 

 

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