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桜を見に行くなら、奈良県の吉野山

 

吉野山へ行ってきました。

吉野は桜の名所ですが、今の時期(3月末)では桜がほとんど咲いていませんでした。

 

ただ、桜が良く見えそうなスポットはまとめることができたので、歴史なども含めて書いていきます。

 

吉野の桜スポット

近鉄阿倍野から電車で1時間半のところに吉野はあります。特急で行くと快適で、片道1,500円なので小旅行も兼ねて行くのが面白いかなと。

 

 桜が開花している場所は、大きく四つあります。

・下千本

・中千本

・上千本

・奥千本

 

 文字通り、吉野駅から山へ登るにつれて、「奥」へ入って行くことができます。

私が行った時は、桜が開花していなかったので、山の色はなんとも言い難い薄茶色だったんですけど、シーズンになると一面が桜色になるそうです。

http://www.yoshinoyama-sakura.jp/img/sakura_gosho2.jpg

 

私がお勧めしたいのは、2箇所あります。

一つが、金峯山寺です。

金峯山寺 

お寺がすごいのですが、ここにも桜がたくさん植えられていて、お寺とあわせて見どころ満載になります。

 簡単な観光程度であれば、ここらへんまでで吉野は十分でしょう。

 

花矢倉展望台

 

結構登った先にある展望台というより、丘なんですけど、吉野のお寺たちを眼科に眺めることができます。よくある吉野の写真は、ここから撮影されていることも多く、カメラマンにとってはここが最高の撮影スポットになるでしょう。

ただ、登るのは結構辛いため、トレッキングも兼ねて行くと良いかもしれません。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/014/643/02/N000/000/011/133491686879813101224.jpg

 

吉野の歴史

私は旅行をするなら、どんなところであれ、背景の歴史を勉強します。些細な情報であっても、知っていると知っていないでは、ものの見え方が全く違うからです。

では吉野の歴史とはどんな風になっているのでしょうか。

なぜ、吉野は桜の景勝地として有名なのでしょうか。

 

吉野という地名が、最初に史書に現れるのは、『古事記』『日本書紀』の神武東征の記事で、熊野国から大和国に入る通過地として記載されている。

また日本書紀などの史書によれば、歴代の天皇や貴族が吉野を訪れており、この当時の吉野は、遊興の地となっていた。

仏教が伝来する以前の日本では、自然崇拝精霊崇拝を中心とする古神道が信仰の中心であった。吉野でも、宮の平遺跡で祭壇と見られる環状配石遺構が発見されており、また竜門山の史書における初見は神仙境として登場している。

役小角金峰山吉野山大峰山)で蔵王権現を感得し、従来の山岳信仰仏教を習合した日本独自の修験道を開き、発達していくことになる。

吉野 - Wikipedia

つまり、昔から吉野は皇族が訪れる場所で有名でした。仏教が到来してからは、山岳信仰と合体して、修行者の聖地となったみたいですね。

しかし、なぜ桜が多いのかってことなんですが、それはこちらに理由があるみたいです。

吉野山に桜が多いのは、桜が蔵王権現神木であるとされたことによる。

修験道の開祖とされる役小角は、金峰山(現在の大峰山系)で修行を積み、その結果、金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)が出現して、これを感得し蔵王権現像を彫ったとされる。その時に用いられた木材が桜樹であった。以降、行者達は桜材を使い権現を彫刻し、これを祀る習わしとなった。これより桜は神木となり、桜の枯れ木といえども薪にさえせず、一枝を折る者は指一本を切るといったような厳しい信仰が厳守されたという。そのため蔵王権現に祈願する際には、神木とされる桜の苗を寄進するのが最善の供養となる風習が起こり、平安時代の頃から多くの桜が植えられるようになった。

また大海人王子(のちの天武天皇)が、吉野の寒中で、庭の桜が満開の夢を見て、これが動機となって天下を定めたので、桜は霊木であり神木であるとされ、桜の愛護が始まったとも伝えられる。

吉野山 - Wikipedia

神木とされたので、各地から桜を奉納した結果、今の吉野の桜が出来上がったみたいですね。ただ観光のためだけに植えたのではなく、宗教的な観点で植えられたって考えると、吉野山の魅力がグンと増します。

こういう背景にこそ、ロマンがありますね。

 

豊臣秀吉もお花見をしたそうです。ちなみに、お花見という文化はこの豊臣秀吉から始まったそうで。

 

奈良の山奥で歴史が動いていると考えると面白いですね。

 

吉野の産業

あまりに有名ですが、吉野杉があります。

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帰りの電車から、吉野の街の方を眺めていると、材木産業の工場が多くありました。木を加工して、出荷しているんでしょう。

最近は林業も右肩下がりだと聞いていますが、こういう歴史のある産業は守られて欲しいですよね。

吉野杉はブランドがあるからまだ大丈夫かと思いますが。

 

感想

一泊二日間で行ってきましたが、次行くなら桜のシーズンに行きたいですね。何もない時に行っても、結構厳しいものがありました。もちろんご飯とか、お寺とか非常に癒されたのですが、やっぱり見所が欲しかったです。

そして行くなら車もありかなって。

 

一番の理想プランで言うと、桜のシーズンに朝から車で吉野へ。お寺とか展望台へ行ったりして、ご飯は葛料理を食べる。そして、夜は温泉宿の吉野温泉元湯で浴びて、日帰りで帰るっていうプランですね!

www.motoyu-yoshino.com

 

費用対効果も満足度も抜群です。

 

次はそうしよう。