ボクシング東洋太平洋戦で、大石選手などを見てきました【LIVE】

昨日の第6試合目であり、会場にいる皆んなが一番楽しみにしていた試合を見てきました。大石選手とラーチャーシー・シットサイトーン(タイ国)の試合です。

 

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ニュースにもなっている通り、結果は大石選手の最終12RでTKO負けとなりました。

しかし、「ニュースでは全然伝わらんやんけ・・・」って思い、ボクシングには完全素人ながらも感じたことを書きます。

 

めっちゃいい試合

本当にいい試合でした。僕はボクシングを見に行ったのは初めてでしたが、こんな打ち合いをする試合なんて、あまり見れたものではないでしょう。

初めのRは完全に互角といった感じで、両者打ち合いが続きました。その前の試合と比べると、顔面へのヒット回数が初めのラウンドからずば抜けていました。

試合が動いたのは、2Rの時で、大石選手が挑戦者ラーチャーシー選手をダウンさせたんです。これで優勢となり、1回目の一時判定では大石選手が断然リードしていました。

しかし、対戦者ラーチャーシー選手は相当タフでした。どれだけ顔面を打たれても、全く意に介さずずっと大石選手に向かっていっていました。大石選手は、依然リードをしていますが、僕は「この試合はまだまだわからない」と見ていて思ったんです。

7Rぐらいになり、ラーチャーシー選手は息が切れてきたのか、だんだんとクリンチの回数が増えていきました。そして頭突き。減点をされ、圧倒的に不利の立場となってしまったんです。ですが、体力と精神力がハンパないなと感じました。もちろんボクサーなので誰しもが持ち合わせていると思いますが、「どんな手を使っても勝つ!」という意気込みを表していました。

彼の背後にはどんなストーリーがあるのでしょうか。背負うものが大きいからこそ、そんな精神にさせたのでしょうか。

 

白熱する9R

相変わらず、優勢は大石選手でした。顔面へのパンチを食らいつつも、ラーチャーシー選手に食らったパンチ以上の数を浴びせ、確実に体力を奪っていました。そして、大石選手のパンチが相手へクリーンヒット。飛び散った汗がその威力を物語っていました。

このパンチで、ラーチャーシー選手の闘争心に火がついたのか、自ら顔面を二度叩き、「もっとかかってこい!」という挑発をしたのです。このシーンは忘れられません。9Rでヘロヘロになりながらも、精神力で自らを鼓舞したんです。

 

決まる12R

とはいっても、依然優勢は大石選手でした。一度のダウン、相手の頭突きによる減点により、判定へと流れ込んだら大石選手の勝利は間違いなかったんです。ですが、大石選手はずっと果敢に攻め続け、おそらくKOを狙っていたんでしょうか、相手へのパンチをずっと続けていました。

判定となると負けるとわかっているラーチャーシー選手は、12Rで覚醒したように動きが早くなりました。

最終ラウンドまで体力を溜めていたんでしょうか、一気にラッシュをしかけ、大石選手をダウンさせます。もう彼には体力が残っていませんでした。弱々しくファイティングポーズをとって、試合が再開されたと同時に、ラーチャーシー選手が前へ走りました。大石選手はすでに及び腰になっていて、追い込まれてしまいました。

そしてラーチャーシー選手のラッシュ、ラッシュ、ラッシュ。徹底的に叩き込み、TKO。

 

最後のラウンドが終わるまで、何があるかわからないっていうボクシングの面白さを目の当たりにしました。

 

boxingnews.jp